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COFFEE SPECIALIST

ABOUT COFFEE   - コーヒーチェリーの種子 = コーヒー生豆 -

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​コーヒーノキの果実

私たちが日々楽しんでいるコーヒーはコーヒーノキに実るコーヒーチェリーのタネを焙煎したものです。コーヒーチェリーの果肉は薄く食用には向きませんが完熟したものは優しい甘さがあり、完熟するほど焙煎後のコーヒーも甘味を感じます。

Image by Ricardo Arce

アラビカ種とカネフォラ種

コーヒーは赤道を挟んで北緯南緯25度の間、コーヒーベルトと呼ばれるエリアで栽培されています。主要な品種はアラビカ種とカネフォラ種で、広く好まれる風味のアラビカ種は様々な栽培品種が市場に流通しており、比較的高い価格で取引されています。

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3年程度で花が咲きます。

タネをまいて3ヵ月程度で双葉の芽が出ます。3年ほどで花が咲きコーヒーチェリーが収穫できるようになります。更に数年経つと大きく成長する品種では10m以上にもなることもありますが、一般的には収穫しやすくするために2~3m程度に剪定されます。

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​収穫方法で風味が変わる

産地や農園によって収穫方法は様々です。一粒一粒完熟したコーヒーチェリーを摘む方法もあれば、枝に鈴なりに実ったコーヒーチェリーを熟度を問わずしごき落としたり、規模の大きな農園であれば巨大な機械でごっそり収穫します。完熟の比率が高ければ高いほど甘味を感じるコーヒーとなります。

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乾燥方法でも風味が変わる

コーヒーチェリーから生豆を取り出す方法=乾燥方法で風味が変わります。収穫したコーヒーチェリーをそのまま乾燥させるナチュラル(非水洗式)は柔らかい口当たりが特徴で、果皮果肉と粘液質を除去してから乾燥させるウォッシュト(水洗式)はクリアな口あたりが特徴。乾燥方法には他にも種類があり、それぞれ風味傾向が異なります。

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選別方法でも風味が変わる

取り出されたコーヒー生豆を大きさや比重により選別することでも風味が変わります。選別方法は生産国によって大きく異なります。例えば世界一の生産国ブラジルでは主に粒の大きさと比重、色による選別を主に行います。粒ぞろいは見た目の良さ、比重選別は熟度の高さ、色差選別は欠点豆の除去などそれぞれ役割があります。

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​格付けなどをされて輸出

コーヒー生豆の格付け方法は生産国毎に異なります。公式の格付けが無い生産国も一部存在しますが、多くの生産国では格付けによってコーヒーの価格が異なってきます。一般的には高い格付けの方が風味が良い事が多いですが必ずしもそうではないため、近年では格付けだけではなく風味の良さを判定して取引されるコーヒーも増えています。例えばスペシャルティコーヒーと呼ばれるコーヒーがそれにあたります。

Image by Battlecreek Coffee Roasters

焙煎して漸くコーヒーに

輸入されたコーヒー生豆は焙煎することで初めて私たちの良く知る茶色いコーヒー豆となります。私たちのようなコーヒーロースターは、焙煎技術を独自に磨くことで其々のお店の思想が反映されたコーヒー豆が店頭に並ぶのです。コーヒー生豆のポテンシャルをどのように引き出すかは焙煎次第。同じコーヒー生豆であってもお店によって風味が全く異なることは珍しくありません。

Image by Tyler Nix

最後に味わいを決める抽出

焙煎されたコーヒーをどのように抽出するか?これによってもコーヒーの風味は大きく異なってきます。例えば使用する器具やコーヒーマシンの性能などによって味わいは変わりますし、水によっても変わってきます。原料や器具以外では、お湯の温度、お湯と粉が接触している時間、粉の粗さ、湯と粉の分量を変えることで、風味を変えることができます。

コーヒーでライフスタイルを豊かに。

私たちはコーヒーを探求し続けます。

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